RNP/その全貌


■運営ルール■(1999.08.20改稿)

1)開始時に参加メンバーを決定し、メンバー全員に公表する。メンバー紹介は本人たちに原稿依頼し、これをHP上に掲載する。

2)初回執筆者は設定担当者=筆頭執筆者とし、最初の一巡は全員に回るようにマスターが指名をコントロールする。二巡めからは、執筆者が次の執筆者を指名できる。

3)執筆期間は依頼されてから二週間メーラーがポストペットの場合、メールの添付ファイルの形をとり、それ以外のメーラーを使用の場合はメール本文に執筆作品を記載し、マスターあてに送付する(改稿部分)。ファイルのフォーマットはプレーンテキスト(拡張子.txt、機種に依存しない何の装飾もないテキストファイル)とする。機種依存文字に留意する。半角カナは使用しない。ルビは振れない。

4)何らかの都合で締切までに執筆できない場合は、指名メールが到着してから3日以内にマスターにメールで報告する。到着次第、マスターが次の執筆者を指名する。その場合の執筆期間は、新たな執筆者に依頼が通達されてから二週間とする。

5)連絡なしに二週間以内に投稿されない場合は、二週間が経過してからマスターによる「指名取り消し」がメールにて通知され、その後改めて別の執筆者をマスターが指名する。締切を伸ばすことは一切行わない。締切破りが頻繁に行われるようなら、別途ペナルティを合議の上に設定する。

6)マスターは基本的に、送られてきたテキストを編集せずに結合し、次の指名された執筆者に指名メールとともにそれを送付する。執筆者は、送られてきた「それまでのテキスト」を読み、続きを執筆し、「続きのテキストのみ」をマスターに添付ファイルの形で送付する。なお、執筆者が原稿を返送してきた段階で次の執筆者への依頼となるので、間が必ず一週間開くとは限らない。

7)執筆メンバー全員の執筆が終了し、二巡め(ここからは自由指名によるランダム執筆)が開始された時点で、マスターはHPにそれまでの原稿をまとめてアップし、以降は順次更新していく。執筆者は、添付ファイルといっしょにマスターに送るメールの中で、次期執筆者を指名する。

8)中途の参加は認める方針だが、むやみに人を増やして物語がコントロールできなくなる危険性を孕んでいるので、マスターと筆頭執筆者の合議の上で決定する。

9)執筆の際には「執筆ルール」を厳守すること。「執筆ルール」は別項。

10)執筆内容がルールで禁止している項目に抵触する場合、本人に連絡の上、HP上にて「弾劾裁判」を開催し、合議の上有罪の場合は訂正あるいは再執筆を依頼することがある。裁判中は執筆を中断するものとする。

11)ワンテーマの期間(完成希望期日)を設定し、その期間内で物語が完成するようにマスターおよび筆頭執筆者は執筆内容をコントロールする。期間設定は慎重に検討の上、合議にて決定する。

12)物語の設定は設定担当者を決め、マスターと担当者の打ち合わせを経て決定する。基本的に、設定担当者は筆頭執筆者となり、物語をコントロールする役目も担う。

■執筆ルール■

1)物語上やむをえない場合を除き、主人公を殺してはならない。

2)突然の時間移動、極端な空間転移、宇宙の崩壊、主人公の気絶による場面転換、異常な超科学、サブキャラクタの大量発生など、物語の進行を妨げるような御都合主義的テクニックは使わない。

3)執筆の区切りは段落単位とし、必ずしも章単位である必要はない。執筆量の上限・下限は特に設けないが、なるべくなら物語を進展させてから次期執筆者に渡すよう心がける。

4)物語の根幹に関わる重大な複線を張りたいと考えた場合は、複線に伴って発生する筋書きを別途添付ファイルで執筆原稿とともにマスターに送付する。なるべくなら執筆者の創意に応えたいが、複線の内容によってはマスターおよび設定担当者から意見のでる場合もある。また、書かれた複線が他の執筆者によって無視あるいは誤読されても、作品の後戻り(他人および自らの原稿の希望再執筆)は不可とする。

5)特に強く希望がある場合、あるいは作劇上必要不可欠な場合を除いて、同一執筆者の連続投稿は禁止する。

6)設定担当者には、物語単位にそれぞれ「ローカル執筆ルール」の設置を認める。これも、執筆者は遵守しなければならない。ただし、明らかに作劇の楽しみを削ぐようなローカルルールは、合議の上で採用を不許可にする場合がある。

7)上記のルールに抵触する件が発生した場合、「運営ルール」に則り、執筆該当者に事情をメール連絡した上で「弾劾裁判」を行うことがある。

8)上記の禁止項目以外にも、一般的な常識の範囲を逸脱した描写などにマスターあるいは他の執筆者および不特定多数の読者から意見が出た場合、執筆者に事情をメール連絡した上で「公開会議」を行うことがある。

9)ただし、原稿を執筆するに当たって、表現の自由を奪うような規制はしない。執筆者各人のモラル、ネチケットを信用し、最大限に尊重する。

10)「わかりやすく、面白い」作品を作ることを心がける。それがリレー小説を面白くする、最大のスパイスである。