・応永年間(1394〜1428)に、豊島氏が大宮にある武蔵一ノ宮氷川神社の分霊を奉斎して、石神井城内に建てたもの。
祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)・稲田媛命(いなだひめのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)。
文明9年(1477)に石神井城が落ちた後は、上石神井・下石神井・谷原・田中・関の五箇村に総鎮守として崇敬され、今日に及んでいます。
末社には、北野・須賀・稲荷・御嶽・八幡・三島・榛名・浅間・三峯・阿夫利の各社があります。
拝殿の左手前には、元禄12年(1699)に豊島氏の子孫、豊島泰盈(やすみつ)泰音(やすたか)によって奉納された石燈籠があります。
ちょっとぼけてますが、これが石神井氷川神社の入り口からお写真撮ったものです。
個人的には、左端にも看板が出ている骨董市(第四日曜開催)に行ってみたい今日この頃。
これが噂の1699年に豊島泰盈(やすみつ)泰音(やすたか)によって奉納された石燈籠。
右側のがなんだか哀れですが、しかし、よくここまで残っていますよね。感心します。
個人的感想
ちゃんと表参道がキレイに整備されていたのにはびっくり。
地元の神社と言うと、あまり人が来なくて詫び寂び情緒を感じるにはもってこいのような所だけど、ここはちゃんと地元の人が参詣に来ています。ホントに鎮守さまなんですねぇ(しみじみ)
場所としては、石神井公園の隅っこにある為か、公園の木々が繁っていて神秘的な感じもしました。
ただし、カラスが末社のすぐ傍の木に巣を作るらしく、子育て時期はお参りが難しそうです。
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