■■■単行本版とはなにか?■■■

■1992年、楽光一は過去に書きためられていた連載小説『アミューズメント・パーティ』の単行本化に着手します。『THE AMUSEMENT PARTY 1』は12月30日付けで発行された、Project T.A.C.文庫の第一号文庫作品でした。

▲単行本『THE AMUSEMENT PART 1』装丁・他故壁氏

■本誌には連載版の1〜5、章にすると第1章〜第10章までの、通称「麻都編」が収録されています。限定100部印刷、オフセットA5版100ページ(シリアルナンバー入り)の本書は売価300円でまんが大会にて販売されました。

■それから実に10年後、2002年12月に至り、ようやくAPは本編の完結を見ました。完結した部分の単行本化は翌年の夏でした。第2巻、第3巻ともに発行奥付は2003年8月16日です。

▲単行本『THE AMUSEMENT PARTY 2』装丁・他故壁氏

■第2巻は連載版の6〜9、章にすると第11章〜第16章までの、通称「翼曽編」が収録されています。限定100部印刷、オフセットA5判76ページ(シリアルナンバー入り)の本書は定価200円(税込)でまんが大会にて発売されました。

▲単行本『THE AMUSEMENT PARTY 3』装丁・他故壁氏

■第3巻は連載版の10と書き下ろし完結編、章にすると第17章〜第20章までの、通称「蓮透編」が収録されています。限定100部印刷、オフセットA5判68ページ(シリアルナンバー入り)の本書は第2巻と同じく定価200円(税込)でまんが大会にて発売されました。

■この際、時代の流れを繁栄して、第1巻の実売価格を200円(税込価格)に値下げして販売しています。また、3巻セットでお買い上げの方は合計500円(税込)というサービス価格で販売させていただきました。おかげさまで既刊である第1巻を含め、2003年夏、2003年冬の両まんが大会にてシリーズ総計50冊ほどがお客様の手元に旅立っていきました。ありがたいことです。

▲遠野真秀『Sugar Candy』装丁・他故壁氏

■また、2003年8月にはAPのアナザーストーリーである短編小説集『Sugar Candy』が遠野真秀氏の手により編まれ、第2巻、第3巻とともに販売されました。楽光一にはとうてい思いつかないイグやナグや里美の恋心が淡く儚く甘く精緻に描写され、こんな世界もAPにはアリなのか、と驚かされます。

 

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